「◆iネッ時計 ~インターネット時刻補正~」は以下の様な機能もっています。
公開サーバーにやさしい、負荷分散アクセス
複数のNTPサーバをリスト管理でき、またそれらをローテーションしながら利用するため、
他のNTPソフトで問題となっている
「同じソフトを使っている者同士による特定のNTPサーバへの一極集中」
を防ぐことができます。
(結果的にサーバへの接続エラーが減少し常に安定したNTP接続・時刻補正が可能になります)
!特定NTPのアクセス集中による過負荷の問題になっています
↓下記URLをご参照ください
※福岡大NTPのアクセス集中の弊害について
NTP通信だけでなく、HTTP通信(プロキシ)にも対応
ルーターなどのゲートウェイがNTP通信を許していない環境にもHTTP通信を利用することで対応します。
またHTTP通信においてはプロキシー接続にも対応していますのでファイヤーウォール内からでも時刻補正が可能です。
(※NTPが利用可能な方は、時刻専用プロトコルとして精度の高いNTPを優先的に利用されることをお勧めいたします)
インターネットから最新のサーバーリスト取得
インターネット上から最新のNTP・HTTPの時刻補正用接続サーバーリストを取得し
自動更新することが可能です。
そのため自分で利用可能な最新サーバーを探して登録したり、
利用不可になったサーバーを削除したりする必要がありません。
通信環境設定を自動診断
ご利用いただくネットワーク環境から適切な通信方法を自動診断し設定します。
ネットワーク環境に詳しくない方でもご利用環境からNTP/HTTP(プロキシ)の
有効な通信方法を自動検証して最適な通信設定を選択できます。
ネットワーク負荷が小さい 「NTPブロードキャストパケット」での時刻補正に対応
「NTPブロードキャストパケット」受信による時刻補正に対応していますので、 NTPブロードキャスト配信に対応している”iネッ時計
NTPサーバー”などのNTPサーバーと利用することにより、 社内LAN環境などでネットワークトラフィックの負荷が小さな自動時刻補正環境の構築が可能です。
NTPサーバーソフトウェアも付属! 社内の自動時刻補正環境をこのソフトだけで構築可能
本ソフトはNTPクライアントだけでなく、NTPサーバー「iネッ時計 NTPサーバー」も付属していますので
本パッケージだけで社内LANなどで時刻補正のクライアント・サーバーシステムが構築可能です。
またNTPサーバーはブロードキャスト配信機能に対応しているため、
ネットワークトラフィックの負荷なく多くのクライアントに対して時刻補正が可能です。
※NTPサーバーのセットアップは、スタートアップメニューの「iネッ時計 NTPサーバーのセットアップ」から実行可能です。
※サーバーの機能詳細についてはコチラ→ 「
NTPサーバー機能について」
多彩な表示インターフェイス
初めての人でも分かりやすいGUI画面を装備しています
・NTPへのアクセスログリスト(確認、補正、エラーを色分け表示)
・GUIによる接続先NTPサーバの管理(新規追加登録・変更・削除・優先順位変更等)
・GUIによる詳細な動作設定(補正実行間隔、誤差許容時間等)
・タスクトレイ格納(画面上邪魔にならずシンプルに動作します)
等など各種完備しています。
Windows全OSでのサービス実行対応
Win9x/WinNT両系のOS(95~XP)でのサービス実行に対応しています。
サービス実行可能なため、ユーザーがログインしていないときでも
自動時刻補正が行われるため基幹システムなどのサーバーマシンにも利用できます。
※サービスへの登録は、インストーラー時に簡易に登録できますし、
プログラム本体のメニューから簡単に登録・削除可能です。
小型で軽量なモジュールで、別途ライブラリや各種ランタイム不要
純粋なC++/APIだけの独自軽量フレームワークによって作成されているため
高機能ながら動作プログラムサイズが(約153KBと)小さく、
本体以外の別途DLL・OCXや各種ランタイムも必要ありませんので
シンプルに機敏に殆ど負荷無く動作いたします。
(VC++/MFCのランタイムや、VBランタイムなど一切不要)
※基幹システムやサーバ用途PCのように他のシステム・アプリとの 併用に際しても、
ランタイムなどいらないためPC環境を汚すこともありません。
(NTP動作設定情報についても設定ファイルに保存され、レジストリを使用いたしません)
”進み誤差”に対する"緩やか時刻補正"処理に対応
時刻補正を行う際に、実際の時刻より進んでいた場合にいきなり正しい時刻に戻すと、通常ありえない時間の進み方(”今から未来”ではなく”今から過去”への時刻進行)が発生するため、他のソフトウェア(タイムスタンプなどを利用するDBサーバーなど)やOSの機能に予測不可能な障害をもたらす可能性があります。
"緩やか時刻補正"の必要概念について
通常ありえない時間の進み方の例:
時間の原則: 現時刻が10時19分だとして、今後10時21分になることはあっても、10時16分になることはありえない
そのため
”遅れ誤差”については、
10時19分から10時21分にする作業のため、即時反映しても大きな障害となりにくいので即時に時刻補正を行う。
”進み誤差”は、
10時19分から10時16分に即時反映すると”通常ありえない時間の進み方”が発生し不測の障害原因となるため、即時反映をせず、PC時計の進み方を遅らせることにより補正する。(PCの時計の進みが遅いため、進みすぎている時刻が、いずれ正しい時刻に追いつかれることで正しく補正される)
※ただし5分以上も進んでいた場合、その大きな進み誤差自体が大きな問題となる可能性が高いため、その場合は即時補正されます
ちなみに、(UNIX系以外の)他のWin系フリーのNTPソフトウェア(有名ソフトも含め)は、
進み補正も即時同期してしまうものが多いため、(サーバ環境で利用すると)何かと問題の原因となっていることがあります。
●その他、便利な機能が多数・・・