【ソフト名】  iネッ時計 ~インターネット時刻補正~ Ver 1.08
【登 録 名】 NTPC108SVC.EXE (Release: 2008/08/23)
【動作環境】 Windows 95/98/98SE/ME/NT/2000/XP/Vista
(※Vistaについては管理者権限が必要)
【配布形式】 フリーウェア
【圧縮形式】 インストーラーEXE
【著作権者】 PINO
【転載条件】 事前に作者宛にメール(soft@pino.to)
【必要 DLL】 無し

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新着ソフトレビュー > iネッ時計 ~ インターネット時刻補正 ~


サイズ: 1,157 KB
ベクターから
バージョン: 1.08
ファイル名: NTPC108SVC.EXE


サイズ: 1,157 KB
PINO.TOから
バージョン: 1.08
ファイル名: NTPC108SVC.EXE
2008/8/2 起動時のエラー発生の不具合について

前バージョンであるVer 1.04にて、 2008年8月以降に起動時にエラー終了してしまう現象が発生しております。
ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、 最新バージョンであるVer 1.08をインストールしてください。
■原因
※開発デバッグ時に一部のNTPサーバが異常な(未来)日付のパケットを送信してくる場合の回避策として 入れておいたテストコードが残ってしまっておりました。
(この現象が発生するとソースコードの更新日もすべて未来日付になってしまい開発上ソースコード管理に支障をきたす為 開発時に即時判断できるようにと安易に追加したコードでした)
ユーザーの方々には重ね重ねお詫び申し上げます、ご迷惑おかけいたしました。

何するソフトか

高機能NTPクライアント・サーバー ソフトウェアパッケージ 登場!!


(本ソフトウェアには各クライアントPCに時刻データを送信するためのNTPサーバも付属しています)
本ソフトは他のNTPソフトとは違った下記のような特徴的機能を装備しています。
パソコンの時刻は、電源を切っても動き続けています。
しかし、フリーズの衝撃やPCケース内部のノイズなどが原因で時刻は簡単に狂ってしまうのです。
※PCの使用環境によりますが、
一日で数秒、一ヶ月に数分づつで狂っていきます。

インターネット利用があたりまえになった現在、他のマシン・ネットワークと通信する上で現在時刻というのはいろいろな場面で利用されます。
・メールの送信時間/受信時間
・ファイルの作成日時/更新日時
・ホームページ・キャッシュの有効期限
・オークションの開催日時/終了日時、等・・
PC時計が狂ったままでは、通信する上でさまざまな支障が生じえませんし、間違った時刻のままで通信するのはネット上でのルール違反ともいえます。

本ソフトは上記のような原因で誤差の生じたPCの時刻をインターネットの公開NTPサーバから取得した正しい時刻に
定期的に自動補正してくれる(正しい時刻に合わせてくれる)便利なソフトウェアです。

機能・特徴紹介

「◆iネッ時計 ~インターネット時刻補正~」は以下の様な機能もっています。

公開サーバーにやさしい、負荷分散アクセス

複数のNTPサーバをリスト管理でき、またそれらをローテーションしながら利用するため、
他のNTPソフトで問題となっている
「同じソフトを使っている者同士による特定のNTPサーバへの一極集中」
を防ぐことができます。
(結果的にサーバへの接続エラーが減少し常に安定したNTP接続・時刻補正が可能になります)

!特定NTPのアクセス集中による過負荷の問題になっています
  ↓下記URLをご参照ください
  ※福岡大NTPのアクセス集中の弊害について

NTP通信だけでなく、HTTP通信(プロキシ)にも対応

ルーターなどのゲートウェイがNTP通信を許していない環境にもHTTP通信を利用することで対応します。
またHTTP通信においてはプロキシー接続にも対応していますのでファイヤーウォール内からでも時刻補正が可能です。
(※NTPが利用可能な方は、時刻専用プロトコルとして精度の高いNTPを優先的に利用されることをお勧めいたします)

インターネットから最新のサーバーリスト取得

インターネット上から最新のNTP・HTTPの時刻補正用接続サーバーリストを取得し 自動更新することが可能です。
そのため自分で利用可能な最新サーバーを探して登録したり、 利用不可になったサーバーを削除したりする必要がありません。

通信環境設定を自動診断

ご利用いただくネットワーク環境から適切な通信方法を自動診断し設定します。
ネットワーク環境に詳しくない方でもご利用環境からNTP/HTTP(プロキシ)の
有効な通信方法を自動検証して最適な通信設定を選択できます。

ネットワーク負荷が小さい 「NTPブロードキャストパケット」での時刻補正に対応

「NTPブロードキャストパケット」受信による時刻補正に対応していますので、 NTPブロードキャスト配信に対応している”iネッ時計 NTPサーバー”などのNTPサーバーと利用することにより、 社内LAN環境などでネットワークトラフィックの負荷が小さな自動時刻補正環境の構築が可能です。

NTPサーバーソフトウェアも付属! 社内の自動時刻補正環境をこのソフトだけで構築可能

本ソフトはNTPクライアントだけでなく、NTPサーバー「iネッ時計 NTPサーバー」も付属していますので 本パッケージだけで社内LANなどで時刻補正のクライアント・サーバーシステムが構築可能です。 またNTPサーバーはブロードキャスト配信機能に対応しているため、 ネットワークトラフィックの負荷なく多くのクライアントに対して時刻補正が可能です。
※NTPサーバーのセットアップは、スタートアップメニューの「iネッ時計 NTPサーバーのセットアップ」から実行可能です。
※サーバーの機能詳細についてはコチラ→ 「NTPサーバー機能について

多彩な表示インターフェイス

初めての人でも分かりやすいGUI画面を装備しています

・NTPへのアクセスログリスト(確認、補正、エラーを色分け表示)
・GUIによる接続先NTPサーバの管理(新規追加登録・変更・削除・優先順位変更等)
・GUIによる詳細な動作設定(補正実行間隔、誤差許容時間等)
・タスクトレイ格納(画面上邪魔にならずシンプルに動作します)

等など各種完備しています。

Windows全OSでのサービス実行対応

Win9x/WinNT両系のOS(95~XP)でのサービス実行に対応しています。
サービス実行可能なため、ユーザーがログインしていないときでも
自動時刻補正が行われるため基幹システムなどのサーバーマシンにも利用できます。

※サービスへの登録は、インストーラー時に簡易に登録できますし、
プログラム本体のメニューから簡単に登録・削除可能です。

小型で軽量なモジュールで、別途ライブラリや各種ランタイム不要

純粋なC++/APIだけの独自軽量フレームワークによって作成されているため 高機能ながら動作プログラムサイズが(約153KBと)小さく、 本体以外の別途DLL・OCXや各種ランタイムも必要ありませんので シンプルに機敏に殆ど負荷無く動作いたします。
(VC++/MFCのランタイムや、VBランタイムなど一切不要)

※基幹システムやサーバ用途PCのように他のシステム・アプリとの 併用に際しても、
ランタイムなどいらないためPC環境を汚すこともありません。
(NTP動作設定情報についても設定ファイルに保存され、レジストリを使用いたしません)

”進み誤差”に対する"緩やか時刻補正"処理に対応

時刻補正を行う際に、実際の時刻より進んでいた場合にいきなり正しい時刻に戻すと、通常ありえない時間の進み方(”今から未来”ではなく”今から過去”への時刻進行)が発生するため、他のソフトウェア(タイムスタンプなどを利用するDBサーバーなど)やOSの機能に予測不可能な障害をもたらす可能性があります。
"緩やか時刻補正"の必要概念について
通常ありえない時間の進み方の例:
 時間の原則: 現時刻が10時19分だとして、今後10時21分になることはあっても、10時16分になることはありえない
そのため
”遅れ誤差”については、
10時19分から10時21分にする作業のため、即時反映しても大きな障害となりにくいので即時に時刻補正を行う。
”進み誤差”は、
10時19分から10時16分に即時反映すると”通常ありえない時間の進み方”が発生し不測の障害原因となるため、即時反映をせず、PC時計の進み方を遅らせることにより補正する。(PCの時計の進みが遅いため、進みすぎている時刻が、いずれ正しい時刻に追いつかれることで正しく補正される)
※ただし5分以上も進んでいた場合、その大きな進み誤差自体が大きな問題となる可能性が高いため、その場合は即時補正されます
ちなみに、(UNIX系以外の)他のWin系フリーのNTPソフトウェア(有名ソフトも含め)は、
進み補正も即時同期してしまうものが多いため、(サーバ環境で利用すると)何かと問題の原因となっていることがあります。
●その他、便利な機能が多数・・・

 ライセンス・保有権利について

●利用ライセンス

「◆iネッ時計 ~インターネット時刻補正~」 はフリーウェアです。

●著作権

「◆iネッ時計 ~インターネット時刻補正~」の著作権はPINOが所有します。

●転載条件

転載するときは、事前に作者宛にメールをください。

 注意事項および作者の免責 (かならず認識しておいて下さい!)

●ソフトを使用する前に必ず確認してください

このソフトウェアを使用した結果、使用者または第3者に損害が発生しても 作者は一切責任を負いません。
不具合に対してはなるべく対応していきたいと思っていますが、あくまで個人レベルの善意で行うものであり 万全な対応が取れない場合がありますので、ソフトの利用自体「必ず自己責任」でお願いいたします。
本ソフトの不具合によってPCに不具合が生じても、 ハード・ソフト・データともに一切責任を負いませんのであくまで自己責任でお願いします。

●作者の開発環境

現在開発真っ最中につき、開発環境以外うまく動かない可能性があります。
作者の環境はWindowsXPです。 他の環境(OSバージョン)でもテストしておりますが問題が発生した場合はOSや動作状況など
ご一報いただけると 開発的に助かります。

 インストール・アンインストール

●インストール

インストーラーを実行して、インストーラーの指示に従って インストールを進めてください。

●アンインストール

コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から
「◆iネッ時計 ~インターネット時刻補正~」 を選択し アンインストーラーを起動させてください。

 バージョンアップ・リリース履歴

1.08
スタートアップへのショートカットファイル登録・解除機能を追加
OSのスリープ・スタンバイ・休止等からの復帰(レジューム)時に自動で時刻補正するように処理を追加
不具合対応およびVista対応(インストーラ・サービス起動)
付属のNTPサーバについても不具合修正・Vista対応

1.03
iネッ時計 NTPサーバーがブロードキャスト配信機能に対応

1.01
NTPサーバー機能に対応(iネッ時計 NTPサーバーの混同配布リリース)

0.99
NTPのブロードキャスト受信による時刻補正に対応

0.98
初の公式リリース1
インターネットからのHTTP接続サーバリスト取得機能を追加
ネットワーク環境を自動診断した通信設定機能を追加

0.95
プロキシによるHTTP機能を追加
インターネットからのNTP接続サーバリスト取得機能を追加

0.82
HTTPによる時刻補正機能を追加

0.78
Win9x系OSでのサービス実行に対応

0.72
WinNT(NT/2000/XP)系OSにてサービスプログラムとして動作するようにした

0.63
タスクトレイに格納できるようにした

0.52
接続先NTPサーバーの編集(追加・変更・削除)機能を追加
接続先NTPサーバーの負荷分散のためローテーション接続機能を作成

0.48
インストーラーを作成 ログ・補正を設定可能にした

0.25
WindowsアプリとしてGUI作成 開発開始
とりあえずNTPプロトコル実装および時間設定ツールとして完成